自分の庭に飾り用の「はしご」が欲しいなと思ったことはありませんか?
さりげなく置いてあるとまた違った雰囲気でオシャレになりますよね。
今回はガーデニング用の「はしご」の作り方を解説していきます!
立て掛ける程度なので誰でも簡単に作れます。
こだわりは見た目をシンプルにすべく、ダボ加工に挑戦したことです。
半日で木工作業が終わり、後日塗装して完了です。
シンプルな「はしご」を作るべく
ざっくりとした設計図
簡単な漫画図を書いてみました。
紙に書くと整理され、イメージしやすいです。
材料
木材は1×2材のみを使用。
縦木1400mm
横木300mm
ホームセンターでカットしてもらいました。
加工手順
- 大まかな流れ⬇︎
- 木材をペーパーで磨く
- 縦木に横木の位置をマーキング
- 縦木にダボ加工
- 直角クランプで横木をビス留め
- 塗装
必要な道具はその都度紹介してますので参考にして下さい。
ペーパーで磨く【#120#320】
- 粗削り用に#120番
- 仕上げ用に#320番
余り木にペーパーを巻いて磨きました。
角部もヤスリを使って面取り。
研削電動工具が無いので、これだけの木材でも磨くのが大変でした。
こういうのが1台あるとチョットした面取りなどにも使えて便利です⬇︎
縦木の接合位置に鉛筆でマーク
- 縦木端面から250mm間隔で印
- 印を横木の下端と考え、ツーバイフォー定規でビス留め部分にも印
ビス位置は木材幅38mmに2箇所加工して接合します。この位置に直径10mm深さ10mmのダボを2箇所加工していきます。次行程で解説!
はしご下部は少し広くなり400mmの空間になります。
ダボ加工に初挑戦
接合部にダボ加工を加えてビスを見えなくします。
これで出来上がりがスッキリとした外観になります。
通常の直径10mmのドリルでもダボはできます。その際は深く加工しすぎないように注意が必要です。貫通だけは気をつけて下さい。
ダボ錐ドリルは深さ10mmになると進まなくなるので便利でした。
ここで直角定規を自作
はしごの横木を繋げるために固定する道具が必要になります。
コーナークランプを買おうか迷いましたが、製作日まで時間が無かったので当日に自作することにしました。
ワンバイツーの余り木で直角定規が簡単に作れます。
- ツーバイフォー定規の直角を利用
- 2本の木を木工用ボンドでくっつける
- 固まってからビス2本で接合
平になると良いと思い、ダボ加工にしておきました。
横木の接合
自作の直角定規が大活躍!
写真の様に一時的に固定させます。
ちなみにバネクランプ2本はダイソーで1本200円で購入。厚さ70mmまで対応でき、使い勝手が良いです。
クランプした状態から、下穴を加工。そのあとビス留めしました。
一応、強度アップは不要かもしれませんが、木材同士の接合面には木工用ボンドを使用しております。
ハシゴの片側(縦木)だけに全ての横木を接合してからもう片側を接合しました。
ダボ木を入れる
- ハシゴのダボ穴に木工用ボンドを入れる
- ダボ木を設置
- ダボ木をハンマーで叩いて底まで入れる
- ダボ切りノコギリで出っ張りをカット
1〜4をひたすら繰り返す!
最後はペーパーで磨くと立派なハシゴができました。
半日ではしごが完成
後日、塗装をして完了ですが、このまま設置予定箇所に置いてみます。
半日でなかなか良いのができました。次の日は塗装です。
塗装編(翌日)
防虫・防腐を塗ってから、クラウディーブルーを塗ります!
こちらの防虫防腐剤入りの塗料を塗ります。
乾燥時間が1〜2時間程度です。
二度塗りしました。
そして、目的の色【クラウディーブルー】を塗装します。
クラウディーブルーは一度塗りで完了。
少し下地の塗料が見える位にしておきました。
完全に乾燥するまで1〜2日かかると記載されていたのでそのまま雨の当たらないカーポートの下で放置。
そして、完成です。
最後に所定の位置に飾って。
経年変化して塗料が少しずつ落ちるとまた良い感じになりそうです
シンプルでさりげなく存在してるガーデニング用はしごの完成です!
まとめ
- 材料
- 1×2材
- ダボ木
- 使用した工具類
- ペーパー#120
- ペーパー#320
- ダボ穴あけ用ドリル
- 木工用ボンド
- ダボ切りノコギリ
- ハンマー
- 使用した塗装
- 水性木部保護塗料「ウォルナット」
- ターナー色彩ミルクペイント「クラウディーブルー」
自作のはしごを置いただけでさらにお気に入りの庭になりました。