みなさんのご自宅に「ガーデンフェンス」が付いていますか?
新築時、すでに外構で備え付けにされている家庭も多いかと思います。
ただ、僕の家にガーデンフェンスは無かったので自作しました^ ^
しかし、失敗だらけのガーデンフェンス製作。
ホームセンターで材料を購入するところから始まり、かなり苦労しました。
そんなDIY初心者の僕ですが、何とか完成までできました!

フェンスの大きさに悪戦苦闘しましたが、作り上げることができました!
ガーデンフェンスを自作で考えている方向けに、この記事を参考にして頂きたいです。
今回はガーデンフェンスの手作り方法を解説。
この記事で、ガーデンフェンスの「木製DIYの製作方法」をお伝えしていきます。
ガーデンフェンスは手作りできる?
冒頭でも触れましたが、ガーデンフェンスは「手作りが可能」です。
ただ、1つ注意点があります。
おそらく、誰でも完成のイメージはあることと思います。
しかし、想像だけで闇雲に作るのだけは避けたほうが良いです。
1番良いのは「図面」を引くことです。
図面と言っても、詳細なものではなく「どれぐらいの幅で、どのぐらいの高さで〜」という大まかなものでかまいません。
以上を踏まえた上で、僕が製作したガーデンフェンスの過程をお見せします^ ^
ガーデンフェンスの「イメージ」や「図面」

縦木の高さはバラバラにする予定です。
途中、固定するのに失敗したので設計図下の固定用穴は意味なくなりました。
設置場所はここです。
立て掛けてあるスノコより大きいサイズを製作します。
高さは1300mm位、横幅は2475mmの予定です。


設計図を作ると大体の大きさがわかり助かります。
DIYで人気が高い木材「SPF材」をセレクト
DIYでは「よく使用される木材」という人気種があります。
それは、比較的安価でホームセンターでも手に入りやすい「SPF材」という木材です。
さらに、柔らかいという性質から切ったり削ったりする作業にも向いています。
後ほど解説しますが、塗装もしやすく見た目が綺麗なところが魅力です。
木材を近くのホームセンターで購入。
そんなSPF材を「1×4材」計29本分、近くのホームセンターで購入。
こんなに木材を購入することなんて人生で始めて、ちょっと数にビビったけどこれから始まるDIYにワクワクしました。
木材塗装は「キシラデコール」のブルーグレー色に決定
木材を購入したところで、いよいよ製作スタートです。
まずは、塗装から開始します。
色は、木部保護塗料「キシラデコール」のブルーグレーに決めました。
この塗装作業は、二度塗りしました。
二度塗りしましたが、塗装は難しい。
作業台があれば腰を痛めることなくできたと思います。
木材6面をすべて塗装しました


ここでの失敗は汚れ防止に敷いていたビニールが塗装した木材に貼り付いてしまったことです。

結局そこは裏面にして見えないように使いました。
原因は汚れ防止シートをしっかり養生してなく隙間から風が入ってきたためです。
あと、乾かすときに木材の両端に余り木を敷けば良かったです。
片側しかしてなかったのが原因でした。
塗装だけで1日使いました。乾く時間もありますからね。
ガーデンフェンスの組立作業(ビスどめ)
塗装が乾いたら、木材を組み立てていきます。
木材同士の接合は「ビスどめ」なので、インパクトドライバーで1つ1つ付けていきます。
HiKOKI(ハイコーキ)
HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V コードレスインパクト ドライバ ブルー 1.3Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 FWH14DGL(2LEGK)
FWH14DGL(2LEGK)
接合の際にとても役に立った本がこちらです。
事前に情報を仕入れていたお陰で実際に取り掛かるときにスムーズにできました。
まずは縦木の配置をバランスを見ながら並べます。
下端は余った端材で揃えました。

縦木同士の隙間は10mmにしました。補助具を作っておいたのでそれで間隔を作ります。

次に、横木を接合。
ポイントは「ネジ2箇所ずつ接合する内の、1つずつを接合すること」です。

1つずつ全てのネジが接合できたら、歪みがないか調整しながら2つ目のネジに取り掛かります。

キレイなネジの位置にしたく2×4定規を使用。
素早くキレイなネジ位置が決まります!
トラブル①ガーデンフェンスが完成するも真っ二つに

ここまでは、順調にいきました。
しかし、ここで思わぬトラブルが。。
なんと、設置位置を確認するためフェンスを持ち上げていたら、中央から二つに折れてしまったのです。

折れた瞬間は、かなりビックリしました!
しかし、折れたおかげで重さに気づく事ができ、2枚のパネルとして分割して扱いやすくしました。
トラブル②コンクリートに穴をあけてしまう
ガーデンフェンスの組み立てが終了した次は「固定作業」です。
しかし、ここでも予想外のトラブルが。。
コンクリートに固定するためにあけた穴が、うまく合わなかったのです。
ガーデンフェンスを固定するために、当初はネジサイズM10を取り付けようと考えました。
ただ、グリップアンカーを施工するためのドリル径「φ14.7mm」「深さ40mm」が途中から止まっていたのです。
僕のやり方が悪いのか上手くいきませんでした。

失敗した穴は簡単なコンクリート補修液で埋めておきました。
「オールアンカー+フック」で固定することで解決
固定方法に悩んだ末、ここで作戦変更です。
まず、コンクリートに正確な位置でグリップアンカーを打つことはかなり難しいことを知りました。
なので、オールアンカーを打ってそこにフックを装着することに。
フェンス側にもフックを取り付けてインシュロックで止めるだけにしました。
これは、倒れ防止です。 イメージは、こんな感じです⬇︎

この時、フックをもっと上側に設置しておけば良かったと気付きます。
その方がより荷重が掛からなくて済むからです。
現場をよく観察することが大切だと知りました。
下記は購入部品です⬇︎
アイナットだけAmazonで取扱が無くなったみたいなので参考部品を掲載してます。
庭におしゃれな木製ガーデンフェンスが完成

素人でも何とかここまで出来ました。

やはり失敗ばかりでしたが、完成した時は達成感がでました!
お手製ガーデンフェンスの作り方まとめ
- ガーデンフェンスは手作りができる
- DIYで人気が高い木材「SPF材」をセレクト
- 木材塗装は「キシラデコール」のブルーグレー色に決定
- ガーデンフェンスの組立作業(ビスどめ)
- トラブル1ガーデンフェンスが完成するも真っ二つに
- トラブル2コンクリートに穴をあけてしまう
- 「オールアンカー+フック」で固定することで解決
- 庭におしゃれな木製ガーデンフェンスが完成
以上、ガーデンフェンスの作り方でした!
計画的に進めていっても、どこかでトラブルが起こるのがDIYだと感じました。
ただ、そのトラブルもDIYの醍醐味でもあるので、そこも楽しんでいこうと思います^ ^